東海道新幹線の概要
東京~新大阪間(515.4km)を最短2時間25分で結ぶ新幹線です。途中に新横浜、名古屋、京都など15の駅があります。最速達タイプの「のぞみ」、速達タイプの「ひかり」、各駅停車タイプの「こだま」が、1日平均338本(2014年4~6月の平均値)運転されています。一部の「のぞみ」「ひかり」が、新大阪から先の山陽新幹線へ直通運転しています。
東海道新幹線の列車と停車駅
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東京からの
所要時間目安(分)のぞみひかりこだま -
東京0666
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品川6111111
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新横浜18821515
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小田原348
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熱海397
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三島441810
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新富士54*12
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静岡1h032114
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掛川1h17*11
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浜松1h291212
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豊橋1h232014
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三河安城1h37*12
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名古屋1h41351010
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岐阜羽島1h51*1313
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米原2h07*2020
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京都2h17131313
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新大阪2h33
右上の図は、東海道新幹線の各駅と停車する列車をまとめたものです。駅名の枠内に「」印がある場合は大半の列車が停車しますが、「」印の列車は大半が通過します。駅間の数字は当該駅間の所要時間の目安です。「所要時間の目安」欄に「*」印がある場合は、途中での乗り換えが必要です。また、表示している時分は乗り換え時間を含みません。
最速達タイプの「のぞみ」は、1日平均188本。全列車が東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪に停車します。4割程度が新大阪行き・新大阪始発で、その他6割強の「のぞみ」が山陽新幹線へ直通しています。最も長い距離を走行するのは、東京~博多間の「のぞみ」で、1日あたり90本あります。
速達タイプの「ひかり」は、1日平均64本。全列車が「のぞみ」停車駅である東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪に停車し、列車ごとにその他の駅へ追加で停車します。東京~新大阪間で「ひかり」が全く停車しない駅は、新富士、掛川、三河安城の3駅のみです。6割程度が東京~新大阪間の運転で、4割弱が山陽新幹線へ直通しています。最も長い距離を走行するのは、新横浜発広島行き、広島発東京行きの「ひかり」で、1日あたり2本(いずれも早朝に設定、東京行きは広島~新大阪間各駅停車)あります。
「のぞみ」停車駅を除いて、最も多くの「ひかり」が停車するのは静岡で、それに浜松、岐阜羽島、米原の各駅が続きます。これらの駅には、2本に1本以上の「ひかり」が停車しますが、基本的に、静岡・浜松に停車する「ひかり」は岐阜羽島・米原を通過、岐阜羽島・米原に停車する「ひかり」は静岡・浜松は通過するようです。その他、小田原、豊橋に停車する「ひかり」は全体の2割程度、熱海・三島に停車する「ひかり」は2割未満となっています。
各駅停車タイプの「こだま」は、1日平均83本。全列車がすべての駅に停車します。3.6割程度が東京~新大阪間、およそ4割が東京~名古屋間での運転。山陽新幹線へ直通する「こだま」はありません。東京~三島・静岡・浜松間、三島・静岡・名古屋~新大阪間で運転される列車も、1日数本ずつあります。